ゆで小豆と米麹を発酵させてつくる、砂糖不使用の「発酵あんこ」のレシピです。
「発酵あんこ」のほかにも、「発酵小豆」、「小豆麹」などと呼ばれているようです。
この発酵あんこ、砂糖不使用なのに、びっくりするくらい甘くておいしいんです。
わたしは、水分を少な目に作って、パンに塗って食べています。
豆乳ヨーグルトに混ぜてもおいしいです。
そんな発酵あんこは、ホットクックで簡単に作れます。
冷凍も可能ですので、まとめて作るのがおススメです。
材料
小豆と米麹は1:1の割合で作りますが、どちらかが多くなっても大丈夫です。
わたしは200グラム入りか300グラム入りの米麹を使っているので、両方バージョンのレシピをのせておきます。
小豆はお湯からゆでた方が柔らかくなるそうなのでお湯を使用して作ります。
小豆&米麹300グラムバージョン
- 小豆:300グラム
- お湯:800グラム
- 塩ひとつまみ(1.5グラムくらい)
- 水:100グラム
- 米麹:300グラム
小豆&米麹200グラムバージョン
- 小豆:200グラム
- お湯:550グラム
- 塩ひとつまみ(1グラムくらい)
- 水:50グラム
- 米麹:200グラム
作り方
ホットクックで小豆をゆでる
- 小豆を洗う
- ホットクックのウチ鍋に小豆お湯を入れる
- ホットクックの自動メニュー(7-6)でスタート(2時間半)
- 途中、2時間経過したころに、ほっとクックのブザーが鳴るので塩をいれてから再スタート
- ゆで小豆の完成
米麹を入れる
- 温度を下げるために水を入れて混ぜる
※かためのあんこにしたい場合は、水は入れず、60℃になるまで冷まします。
※あんこの温度が60℃以上だと麹菌が死んでしまいますので、必ず冷ましてください。
※温度計があれば、60℃まで下がっていることを確認してください。
※温度計がない場合は、手で触れるくらいになるまで時間をおいてください。 - 米麹を入れて混ぜる
温度計は1本あると便利です。
わたしはタニタのこの温度計を使っています。
ホットクックで小豆を発酵させる
- ホットクックの手動メニューで60℃で6時間発酵させる
※ホットクックの内部が熱いと発酵開始時にエラーが出ますので、その場合は少し時間をおいてください。 - 発酵あんこの完成
作り方オプション ここからはお好みで作業してください
ブレンダーでなめらかにする
発酵後は、米麹の形がそのまま残っています。
このままでもおいしいですが、「見た目がちょっと・・・」という方はブレンダーでなめらかにしましょう。
ウチ鍋に直接ブレンダーを入れて米麹の粒をなめらかにします。
ブレンダーは、ポタージュスープやバナナスムージーなどでも大活躍で、あると料理がはかどります。
わたしはブラウンのブレンダーを使っています。
火入れする
「火入れ」をすると保存も効いて、甘味が増します。
麹菌は効力が失活しますが、熱に強い栄養素は残りますし、わたしは水分が少な目のあんこが好みなので、火入れします。
少し手間ですが、フライパンや鍋にあんこを移して、火にかけます。
お好みのかたさになるまで、あんこを練って完成です。
小豆300グラムと米麹300グラムで作ると、約1キログラムの発酵あんこができます。
すぐに食べない分は、保存容器に入れて冷凍しておきましょう。
使った食材
こしあんっぽくなってしまうので、小豆は小粒でも大丈夫です。
米麹は、200グラムから300グラムの小分けになっているタイプが使いやすいです。